真夜中

ナショナル・シアター・ライブ「善き人」の真夜中のレビュー・感想・評価

4.3
簡素な舞台美術。役者は3人。主人公以外の2人は次から次へと役が変わる。大きな仕掛けや大人数の迫力のある舞台ではないが、それを感じさせない役者の演じ分けに驚いた。まるで映画のように場面が展開してゆく。時折客席のほうに顔を向け、心中を吐露する主人公。こちらにカメラがあって、それに向かって独白しているかのようだった。
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