よーすけ

落下の解剖学のよーすけのネタバレレビュー・内容・結末

落下の解剖学(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

5. 絶対に見た方がいい

まず率直にめちゃくちゃいい映画だった。感情爆発。見にいけて良かった。
映画のストーリーとしてめちゃめちゃおもしろかったし、見ている側の感情を爆発させるようなシーンがとても多かった。裁判のシーンが多くて、感情を表したいはずなのに、裁判だから感情を抑えていてそれでもなお溢れちゃう感情をみると、見てる側はもうやばい。本当に見れてよかった。

以下はただの感情です。

たまたま2作連続で夫婦の形、家族の形を題材にした映画で、すごい心が痛くなった。こんなんなら恋愛もしたくないし結婚もしたくない。
したくないと思ってても喧嘩なんていくらでもするんだろうし、うまく行かないことなんていくらでもある。喧嘩をいやがって話し合いに熱が入るのを避けようとする態度が相手をさらに怒らせるし、本当に難しい。
でも絶対にダメだよ、物に当たったり手あげたり自殺しようとしたら。でもダメってわかってても自殺したくなっちゃうときあるよね、でもダメだよねの無限ループ。

裁判なんてクソくらえだよ。ちょっとした証拠で点と点を結ぶように想像で喋って、週刊誌とやってること同じじゃんって思っちゃった。物的証拠ならまだしも、人の気持ちなんて直線に動くわけじゃない。実際の裁判ではそんなことないって思いたい。
傍聴しにくる人ってなんなんだろうね。人生かかったものを見にきて楽しいのかな。裁判に限らず、2人の出来事を外から判断してくる人たちとかなんなんだろうね。外野がごちゃごちゃうるせーよ。全てがめんどくさくなって1人で生きていきたいよって。

他にも色々思うところたくさんあったけど、これぐらいにしときます。本当にいい映画だった。
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