王道すぎて尻込みしてるところがあってやっと見たけど感無量。どこが良かったかを書こうとするとそんなに珍しくはない、どちらかというと王道な要素が散らばっているはずなのにどうしたらこんなに一つの作品としてまとまるんだろう。
刹那的な恋愛が死にたがっていた女性の人生を変えるまでになっていた。また、逃れられない自然の猛威によって死が目の前にやって来たときにとる行動として、自分だけでも助かろうとする人・助かることを諦め愛する人と一緒に沈むことを選ぶ人・パニックになったり責任を感じ自害する人、自分はどれにでもなり得ると思った。
いうまでもなくジャックの手を離すシーンは悲しさのピークでありラストシーンは救いのようだった、3時間オーバーのなかで最後の最後まで全てのシーンが惹きつけられる名作だった。
