シネフィルmonk

瞳をとじてのシネフィルmonkのネタバレレビュー・内容・結末

瞳をとじて(2023年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

数日前に上京した折に渋谷の映画館で、『カラーパープル』と新作2本立てで鑑賞しました📮。

今作は寡作の巨匠ビクトル・エリセの31年ぶり長編新作。今作で本人が長い沈黙を破ったのをオーバーラップさせたかのように、20年前に謎の失踪を遂げた友人の消息を探し求める初老の元映画監督が主人公のミステリータッチのストーリー。

失踪の鍵となる劇中映画『別れのまなざし』の存在や様々な名作へのオマージュも散りばめられ、『ミツバチのささやき』で可愛い少女だったアナ・トレントが友人の娘役で登場するなど、オールドファンを歓喜させる内容でした。

こちらがその日の2本目だったので、英語タイトルと同じように少し疲労で眼を閉じたシーンがあり(T_T)、余韻の冷めぬうちに再び劇場で鑑賞し直そうかと思います。
シネフィルmonk

シネフィルmonk