このレビューはネタバレを含みます
最近も『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023)で健在ぶりを発揮した巨匠マーティン・スコセッシ監督の初期作より。
もともとニューヨーク大学映画学部の卒業制作に作ったそうで、メジャーデビュー作品。若々しいハーヴェイ・カイテルが主演してます。
NYに住むイタリア系移民がフェリーで知り合った女性と恋人となるが、ある事実を知ってから二人の仲がすれ違いになっていくストーリー。
ジョン・ウェインら西部劇のポスター、関連するセリフもあり、いかにも映画好きらしい一面が随所に見られるのと、カメラワークが格好いいです。本編もさることながら、DVD特典に本人の映画監督になっていく語りがあり、こちらは貴重な記録です。