kobanao

哀れなるものたちのkobanaoのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.3
はじめての感覚の映画。
結構グロイ部分や性交の部分も多くR18。

監督が何を伝えようとしたのか。色々と考えさせられる映画だな。

子供の脳をもったベラは、人間の三大欲求(食欲、性欲、睡眠欲)、特に性欲に従って行動する。
でも途中で、新しい世界を見ようとしたり、哲学を学んだり、貧しい人の置かれている状況を感じ取ったり、単なる快楽だけではない、知能を使った楽しみを感じとるようになる。
性欲をはじめ、三大欲求は人間が生きていくうえで必要なものだけど、
人生の楽しみというのは、そんなものではなく、好きな人を愛することだったり、人から認められることだったり、安心できる環境だったりなんだろうなぁ。
(>マズローの五大欲求?)

難しい映画だったというかこういう映画作ろうとした監督脚本家がすごすぎ。
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