kobanao

空海のkobanaoのレビュー・感想・評価

空海(1984年製作の映画)
3.8
空海の一生をストーリーにした昔の映画。
最近、日中合作で空海という映画があるが、それはファンタジー要素のある、フィクション映画。
これは、ちゃんと真言宗が監修した、空海の本当のお話。

でも、内容は結構難しいので、私は、「知識ゼロからの空海」という本を手元に置きながら、映画を見た。
真言宗の教えを私なりに解釈すると、生きたまま仏になれる。即身成仏ということ。

<その他感想>
・空海も長安に留学をしていて、海外から学ぶことは大事だなぁと改めて感じた。自分も留学したい。
・生きながらに仏になる?
・愛欲も認めている!?
・土木工事(満濃池)、四国八十八か所、弘法にも筆の誤り、今の時代にも受け継がれているものがたくさんある気がする。宗教以外にも、様々なところで今も関わりがあるのかなぁと思った。色々と調べてみたい。
・皇帝に仕え、国の宗教として発展していった最澄の天台宗とは異なり、民衆のため、そして大宇宙のために発展していった空海の真言宗。(一側面からしか見てないので、天台宗が語る最長のストーリーも気になる。)
・当時も疫病があったんだなぁ。
・親の期待を裏切り、大学を辞め、宗教の世界にのめりこんだ空海。現代においても、周りの期待に反して、自分自身のやりたいことを突き詰めるという行動に勇気をくれるのかもしれない。
・難破船の時、周りのみんながあきらめてしまった時、あきらめなかった。あきらめない心。
・中国で空海の足跡を回るツアーをしたい。
・人間はずれしている空海のストーリーだが、今の現代でも学ぶものはある気がする。
kobanao

kobanao