EmiriSuzuki

くるりのえいがのEmiriSuzukiのレビュー・感想・評価

くるりのえいが(2023年製作の映画)
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完成披露上映会にて鑑賞できた。
くるりと同じサークルに入りたくて立命館大学行きかけた身(くるりとちょうど入れ違いくらいの年齢差)としては、もうくるりイズマイライフ、と言っても過言ではない。25年に渡り聴き続けてきている音楽。
とはいえ、マニアックにずっとすべてを追い続けているというよりは、アルバムは聴き、節目節目で行ける時はなるべくライブに行き、という感じのほどよい付き合い方だ。
でも、今年の7月に、10月発売のアルバムから先行配信開始となった「In your life」が一回なんとなく聴いただけでもうよすぎてびっくりしてしまい、調べたらその日の夜に大阪でライブがあるということで急遽当日券で駆け付けたほどには、衝撃を受けた。 

そんなIn your lifeという25年目の初心というべき傑作楽曲が軸となっている、アルバム「感覚は道標」の制作を追った映画でした。
映画館での上映期間は限られているけど、このサウンドが生まれてくるところを劇場のサウンドシステムで楽しめるのは最高なので、少しでもくるり好きな人には、是非劇場での鑑賞をおすすめしたいです。

バンドって総合芸術なんだなあ、だからこんなにずっとみてても飽きないんだなあと、映画になったことであらためて気づかせてもらった。

拾得の映像は痺れます。