釈迦堂

ラブ&ポップの釈迦堂のレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
2.6
今までに無い心地の悪さ。今時で言えば、エモいと言われる映画なのかな。最初はカメラ酔いしそうになったけど、独特なアングルだったのは良かった。 1998年の映画だけど、内容はもっと昔の話な気がする。そんなことがあってた時代が本当か知らないけど、ふーんって感じ。どんなお金であれ、汚いお金でもお金はお金だしって思うけど、自問自答すると汚いモノとなってしまうのだろうか。そういうことを言語化するのって難しい。色々問い掛けられたり、語ってたけど深いようで浅いような。でもなんか頷く部分もあって、不思議な気持ちになった。女子高校生の時って、まじで無敵だと思ってた。大人になる一歩前で、自己防衛もできないのに、無双だった気がする。

仲間由紀恵が大人で綺麗すぎて見惚れた。主人公の裕美も可愛い。出てくる人誰もが何か欠如してて、何か抱えてて、秘密事なんて一つや二つあるもんだよね。みんなそんなもんなんだなーって改めて。一言二言では人生そんな簡単に語れないんだなと。永遠謎。特に響くことがあったわけじゃないけど、近寄る部分があり最後まで見れてしまった。

本名はラブアンドポップ