おどろきの白鳥

貴公子のおどろきの白鳥のレビュー・感想・評価

貴公子(2023年製作の映画)
3.8
不気味な笑い顔なコミカルな殺し屋の主人公と、混血児ボクサーの対比が面白かった。

ボクサーを追う財団側の人間はどいつもこいつもクズばかりなので、主人公の手にかかって死んでいくのが、楽しくてたまらない。
韓国人とフィリピン人の混血児「コピノ(Kopino)」という社会問題が下敷きになっているので、韓国では受けると思うが、日本ではどうか?

キャラは立ってたし、アクションものとしての出来はいいし、人はいっぱい死ぬけどコメディとして秀逸だし。
韓国では大人気だったようだから、続編は作られる気がします。