いやーめちゃくちゃ良かった
けどホラーとしての面白さというよりはサイキックアクション映画としての面白さが強い
異界の者たちと味のあるCGとかは過去作の方が豊富
いつものコワすぎの部分もあるしパワーアップしてる部分もあるし
暴力は確実にパワーアップしてたし市川がめちゃくちゃ強くなってた
そして工藤というキャラクターの負の部分について改めて正面から考え直す回でもある
人に性欲があるのは普通のことだがそれをところ構わず撒き散らすのは普通じゃない、そこの線引きをどうするかという話に工藤が向きあう回
暴力性については…フィジカル暴力全肯定映画だった
清々しいな
そういえばこれジョジョと同じく諸々リセット後の世界線なんだった
『オカルトの森へようこそ』の時もあった過去にレイプされた登場人物がそれで精神的苦痛を負う→異界と何らかの接点ができる
みたいな流れが確立されていた
失意の中死んでいった女がその後幽霊となって出てきて主人公たちを脅かす、というホラー映画でありがちな展開にするのではなくそもそもその女を苦しめた男がいた、そいつが悪い（しかしこれは全ての女が被害者で男が加害者だ、というわけではない）というのをホラーでしっかりやるのはかなり珍しいのでは
見た目がそれっぽい霊能力者が来る→力及ばずもっと強い人がくるけどその人は全然霊能力者っぽくない
のいつもの展開は健在
