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すごすぎた。進行方向や天地が分からなくなるような冒頭ロングショットからも誰も何も悪とは言えないようなタイトルを感じさせられたり(そもそも美しすぎるし)、音も含めただるまさんが転んだの時間が止まったよ…
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都会の喧騒とは無縁の田舎町に被せられるのは哀愁感漂うメロディ。雪がほのかに積もった光景も相まってつい見惚れてしまう。地元民vs芸能事務所の争いはどう決着を迎えるのか楽しみにしてたけれど、終盤で物語は…
>>続きを読む本作『悪は存在しない』が初濱口竜介なんですが、とりあえずの第一声としては凄く出来が良い映画だと思ったし、まぁ面白かったですよ。素直に面白いとは言わずにまぁ、とか付けちゃう辺りが少し察してほしいところ…
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本作は音楽が先にあった。石橋英子のライブパフォーマンスの音楽に合わせて上映する映像(『GIFT』)を濱口監督に持ちかけたのが本作誕生のきっかけだという。その映像作品の製作の中で自然界には善も悪もない…
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やっと始まった、と思ったら終わった。決定的に観客を誘導してくれるような巧の感情の表出がなく、でも最後に違和感もなく受け入れてしまう凄み。決定的に物語が動いたというほど教えてくれない巧の無表情は、色々…
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時間がゆっくり過ぎていって、美しいロケーションを楽しむ映画?会話劇を楽しむ映画?と思ってたらラストでこれ!終わってから不可解過ぎて一緒に観た人から目が異様にきらきらしてるよと言われた!
私は平坦な…
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最後の巧の感情はなんだろう。あの瞬発的な激しい感情の理由は。娘が半矢の鹿に襲われそうになっていたこと。邂逅・接触しそうな雰囲気もあったこと。そこで高橋が声を上げたこと。グランピング施設によって鹿の通…
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