このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2023/03/12
当事者の語りの中のどこを使うか、精査に精査を重ねて並べきった検討過程がよく伝わってくる。聞き手の両監督の顔を切り返す必要はなかったけれど。本作の性質…
ありがとう早稲田上映。もちろん東北三部作を上映してくれたこともそうだし、わたしのような無学歴に早稲田の地を踏む口実を作らせてくれてありがとう。目的地の道のりまで本当に緊張しなかった。だって、わたしの…
>>続きを読む正面から捉えるアングルがとても印象的。
若干目線が怖くも見えるこのアングル。
ただのインタビューではなく、
対話であるってところが特徴ではある。
カメラへの親近感を感じてもらって演じず話せるところ…
映画は考え方を横と縦に広げるために見るものだと思ってた。しかし、この映画で現実の解析度を上げるという楽しみ方を知った。どんな人がどんなことをどのぐらい考えているかを知れてよかった。
親が子に論理的に…
大学の時に抜粋で見ていたけど全編ようやく見れた。早稲田の映研さん、ありがとうございます。。
これをドキュメンタリーと言い切ってよいのか、編集の繋ぎ目を考える暇もないほどスムーズな語り口。フィクション…
ワン・ビンの『青春』以上に物理的にあり得ないと思える構図と意外にも和気藹々と当時のことを振り返る被災者の会話に終始愕き。
そして、あまりにも濱口竜介の劇映画のようだったので、全部まるっとフィクション…
【なみのおと】3.8
「美と殺戮のすべて」や「エル・スール」でも書いたけど映画のタイトルの由来や意味が劇中で明らかになる瞬間はいつもゾワっとなるんだけど、「なみのおと」ってインディー邦画にありがちな…
お互いの目線が向かい合わず、それぞれが目の前のカメラに向かって喋る「Z」の形の位置で撮影をしてるのは知っていたが、肩越しの斜めからのカットを見ると正対しているように見える。よく見ると錯覚でやはりズレ…
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