先生

Saltburnの先生のネタバレレビュー・内容・結末

Saltburn(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

話題になってて、プロミシングヤングウーマンが面白かったので楽しみにしていたら、こんなに早く見られて良かった。面白かったが、プロミシングより示唆的芸術的でちょっとそこは自分には合わなかった。

バリー・コーガン演じるオリヴァーのノイズっぷりがすごい。なんか陰キャ。なんか不快っていう視線や言動、身振り手振りって感じが良かった。

両親の家に行って、嘘つき人間だとわかるところ面白かったな。そして、そういえば、指導教官に課題図書50冊全部読んだとか言ってたなあと思い出した。嘘なんじゃん!!!!!
指導教官も、本当?って笑ってたけど、観客である我々は嘘かどうかわからんし、主人公はそれくらいの変人な天才なのかな?とか思っちゃうけど、嘘かよ!!!

最後の裸一貫でノリノリでダンスするところ、ちょっとヒヤヒヤした。フューリー戻って来ないか!?とか不安になったけど、ノリノリのまま終わる。

使用人の気配が、画面の端や奥に感じられて、オリヴァーが屋敷から出て行く時に、大量にスタッフがいたのがわかるけど、最後は無人の屋敷っぽくて、みんないなくなったんだなあって感じ。

プロミシングヤングウーマンでは描かれなかった男同士のやりとりが描かれてる内容で面白かった。次の作品が楽しみ。

父親は本当に死んでないから、父親の石がちゃんと川の中に入らなかったのかも。なるほどな。

じゃあ、あのバスタブで受けた母親からの電話って何だったんだろうな。父親が怪我したとか?いつもの電話だったのか?
まあそこから、大泣きでフェニックスのところへ行くのはすごいが。

金持ちの子息に取り入るのは「リプリー」で知ってるので、なんかあるだろうなと思ったけど、面白かった。
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