陰謀蠢く「ケネディ暗殺事件」の真相を解明しようとするドキュメンタリー作品。
ケネディ暗殺事件について大統領の命を奪ったとされる弾丸、その弾丸の射出口、狙撃したとされるオズワルドの行動や出自、当時のケネディ大統領の立場など様々な視点で矛盾点を浮かび上がらせ、「一体何故ケネディ大統領は暗殺されなければならなかったのか」を解き明かしていくという内容。
ケネディ暗殺事件に関してリー・ハーヴェイ・オズワルドの単独犯なんて誰も信じていないと思うが、この映画で語られる事全て本当ならこれまで人々の口端にのぼっていた陰謀論は正に事実そのもの。
前半は色々な証言や物的証拠の嘘から矛盾点を浮かび上がらせる展開は知らない事実多くて食い入るように見てたが、後半以降のケネディ大統領の暗殺までの経緯はちょっと退屈だったかも。
CIAやら国防総省やらが関わってるから完全な真相が解明される事は無いかも知れないが政府ぐるみで自国のトップを抹殺し、記録を改竄して1人の人間を犯人に仕立てあがるという事、改めて恐ろしさを感じる。
日本で言う所の下山事件とか、真相が解明される事はもうないのだろうか…。下山事件を題材としたドキュメンタリー作品めっちゃ見て見たい。
