◎ 長江デルタ地域の縫製工場に出稼ぎに行く農民工の現実、日常
一人一人の名前や年齢、出身地が毎回紹介される。10代後半〜30代前半の男女
まるでネットを介して声高なものを世界として拙速に理解しようと…
「誰もいなかったよね?」
「こんな夜更けに誰も出歩いてないよ」
高層階のベランダからでけぇゴミ投げ捨てるシーンがあまりにもギャンブルすぎて面白かったです。
5年の歳月をかけただけあって、青春→倦怠…
本作の監督であるワン・ビンといえば映画好きの間では『死霊魂』(495分)『収容病棟』(237分)『鉄西区』(545分)といった具合に超々々と繰り返しを二個付けたくなるほどの超々々長尺映画を撮る監督と…
>>続きを読む上映時間215分。中国の縫製工場で働く
若者達のドキュメンタリー「青春」鑑賞。
(日本人から見たら)劣悪でプライバシーもない環境で働く彼らは、一見奴隷でありながらも
青春を謳歌している。
ミシンや音…
恥ずかしながら初王兵。どこにどう生まれればラッキーなのか。監視カメラなど関係なく生きる彼ら。あるがままを撮ってるので多分検閲のしようも無く。でも、違う世界に生きる人は分かる。ちなみにあれだけ縫製でき…
>>続きを読む工場の若者の男同士でギャーギャー騒ぎながら体の触りっこしたりしてるのは、中学生が修学旅行でプロレス技をかけあったりしてると同じようで、微笑ましいかったです。
カメラがすぐ側にあるのに、赤裸々に心情を…
ワン・ビンのドキュメンタリー映画
3時間35分の長尺で、浙江省にある長江デルタ地域と言われる世界一の工場地帯で、住み込みで働く若者たちの姿を描く。
フレデリック・ワイズマンのような静かな撮…
こんなにも色とりどりの人たちが、同じ工程を繰り返して同じ形の服を作っていき、同じお札の束を手にして一喜一憂させられる光景のグロテスクさ。地元を出て広い世界につながったようで、また一つ大きい檻のなかに…
>>続きを読む長江デルタ地域。よく聞くようになったのは、その持続的な経済成長と、経済成長率の高さ。さぞ発展しているものと思いきや、その成長を生み出すのは出稼ぎに来ている若者たち。
ものすごい速さで回るミシンの音。…
よく生まれた時代が良かったとか悪かったの流れで「じゃあどの世代がトータルで一番恵まれてるか?」って話になった時、たぶん昭和30年代生まれが最強でF.A.なんですよね。
ただその際必ず問われるのが、…
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