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グレムリンのniwajunのレビュー・感想・評価

グレムリン(1984年製作の映画)
3.2
スピルバーグ監修の84年映画。子供が見たがるので一緒に見ました。大人が見ると笑えますが子供が見ると結構怖かった様子。ET、エイリアン、遊星からの物体Xなんかを連想させるシーンがあります。他にもい
っぱいありそう^ ^
特に30〜40代はドンピシャで好きな世代でしょう♪ブランドのオーバーザストライプスとかがグレムリンTシャツ作ってたの懐かしいね^ ^

映画グレムリンは当初、かわいいモグアイも映画の中盤で悪のグレムリンに変化する予定だったのですが、急遽変更になりました。だからモグアイは中盤カバンに入ったままであまり出てこないんですね^ ^結果的にはそれが大成功!モグアイの活躍がもっと見たい方は2を見て下さい♪


映画グレムリンが伝えたいメッセージとは?
やっぱり、アメリカに入ってくる外来種(外国製品)への警鐘と、それを自ら引き起こす自国民へのお灸では無いでしょうか。
今作はアメリカ保守党の共和党視点で観ると分かりやすいでしょう♪


グレムリンは古き良き伝統や国民の暮らしをおびやかす様々なものの比喩です。
アメリカ国民の生活においてのグレムリンは日本製品でしょう。当時アメリカに大量に入り込んで来た日本製品が国産製品をおびやかしました。
文化面でのグレムリンは宗教的規範を失った現代のアメリカ人でしょう。
グレムリン達がパーティーでめちゃくちゃする描写では、クリスマスという神聖な伝統を忘れ、バカ騒ぎする一部のアメリカ国民を痛烈に非難しています。

キッチンでママがグレムリン3匹をやっつけたのも、「食卓を守って!ママ!」と言うメッセージかと思います。

「(国産)が減り、(外国製)の製品には悪さをするグレムリンが入っている。」ってセリフとラストシーンの「人間にモグアイは飼いならせないよ。君ならいつか出来るかもな。」ってセリフがグレムリンの普遍的なメッセージでしょう。簡単に言うとグレムリンは「グローバリズム反対!古き良きアメリカの精神を忘れるな!」と言う共和党の皆さんが喜ぶ映画ですね^ ^♪グローバリズムが盛んな近年では公開されにくいか、外来種が腐った在来種をやっつけて真の愛と自由を手にする映画として作られるでしょう。


さて、84年の映画ですが、過去作だと笑って観て終わりにして良いのでしょうか?グレムリンは、国を変え姿を変えて止まる事を知らず、世界中を席巻しています。日本にはグレムリンは来ていないのでしょうか?
グローバリズムの躍進により安いものが簡単に手に入るようになりました。でも、安いものを選ばざるを得ないのは何故でしょう?
水、種子、工業、流通、金融、5G電波、メディア、謎のウイルスにワクチン…どうも外来種(グレムリン)が大量に入り込んでいる様ですよ?
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