HAYATO

バッドランド・ハンターズのHAYATOのレビュー・感想・評価

バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)
3.3
2024年39本目 
A NETFLIX FILM
韓国映画界が誇るスター俳優・マブリーことマ・ドンソク主演作
舞台は、大地震によって無法地帯の荒野と化したソウル。
知り合いの少女が狂気の医師に捕えられたことを知った恐れ知らずのナムサンは、彼女を救い出すべく奮闘する。
共演は、『1987、ある闘いの真実』のイ・ヒジュン、『D.P. 脱走兵追跡官』のイ・ジュニョン、『その年、私たちは』のノ・ジョンウィら。
1月26日に配信開始後、公開から3日でグローバルトップ10の映画非英語部門1位、全体部門2位、82ヶ国のTOP10リストに名を連ねたことは、改めてマブリーの国際的な人気の高さを示したと思う。
なんかやけに最近見た映画と設定が共通しているなと思いながら見ていたら、どうやら本当に『コンクリート・ユートピア』と同一の世界線であるらしい。
『コンクリート・ユートピア』に比べると、本作は社会風刺が薄く、エンタメに振り切った印象を受けた。
『犯罪都市』シリーズの武術監督・ホ・ミョンヘンが監督を務めているだけあって、アクションシーンの迫力は申し分なく、マブリーの最強フィジカルパワーが惜しげもなく披露されていて、豪快すぎる戦いぶり惚れ惚れさせられる。
想定よりもグロテスクなシーンが多く、顔面の半分の肉が爛れてしまったクォン曹長の姿は、『ブレイキング・バッド』のグスタヴォ・”ガス”・フリングの死に様のようだった。
マブリー主演の『犯罪都市 NO WAY OUT』が楽しみだけど、それにしても2月23日公開作品は見たい映画が多すぎて何から見ようか決められない。
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