ノスタルジア 4K修復版のogiharaのレビュー・感想・評価

劇場で1回、そのほかは自宅のDVDの劣悪な画質で何度か鑑賞している。
言うまでもないことだが、どの版よりも、映像の美しさがより強調されている。とりわけ、霧や湯気のディテールや、波打つ水の表現には驚いた。ホテル室内の光の美しさにも目を見張った。
カラーグレーディングも繊細で、色が本作の雰囲気に大きく貢献していることもよくわかる。
解説パンフレットにもあるように、何が表現されているかだけではなく、いかに表現されているか、に注目してしまう作品だ。