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クラメルカガリのbopapaのレビュー・感想・評価

クラメルカガリ(2024年製作の映画)
3.0
2024年 25本目(劇場11本目)

同監督の初長編アニメ化作品「クラユカバ」と同時上映、同時って事は絶対繋がりがあるな、凄い仕掛けがあるはずだなと勝手にハードル上げたコチラが悪いに決まってる。両作品は世界観に少しの繋がりはありますが完全に単独作品として観るものでした。

映像は和モノスチームパンクといった模様、独特のくすんだ色合いは個人的には心地良い。ですが上映時間が1時間しかないのです、観てる途中から、これまとまるのかな?どんなオチになるのかな?と思ってたんですがところどころ気になる部分が説明不足のままに終わってしまった感があるのは仕方ないか。

読切漫画だと思って読んでたのに実は新連載漫画の第一話で、しかも二話目の掲載が未確定ですと言われてしまい「あの設定ってどうなるんだよー!気になるだろが!」と悶々としてしまう、感覚としたらそういう感じに近い。

主人公や謎の貸本屋さんや発明家達のバックグラウンドをもう少し丁寧に描いてあと30分伸ばしてくれるだけでもっと気持ちよく観れたかもなー、惜しい。
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