2024年 29本目
めちゃくちゃええ映画でした。とりあえず言いたくなるのは「凡人は天才の邪魔をするな」だと思います。自己顕示欲や政治的主張やアフィリエイトな個人的利益を基にしたお前らのちっちゃい自己満足の為に凄い才能の人達の足を引っ張るな。というお話だったと思います。
全員素晴らしい演技だったのですが弁護団代表な秋田弁護士を演じられた吹越満さんが最高。飄々とし過ぎててこりゃ惚れるわ。
主役2人も普段のイケメン感を消してて、ちゃんと弁護士とプログラマーになってたのが本当に凄い!
あと、物語の中で大筋が2本あって、ひとつはWinny問題でもう一つは警察の裏金問題。あえてWinnyだけでなくて同時代に起きたこの話を絡める時点で、主題は金子さんではなくて警察の腐敗なんではないか?と思うくらい。組織がデカいと腐敗も凄いよねー。って感想ですね。
法廷シーンがめちゃくちゃ良くて、興奮しっぱなしでした。旧Twitterでの開示請求など連発してる今の世の中で観てこそ刺さる部分が大きいかも知れません。ホントに面白くて素敵な作品でした。