このレビューはネタバレを含みます
70年代に「エクソシスト」と共に悪魔を題材とした作品で世界を震撼させた「オーメン」。
6月6日6時の666の悪魔の子ダミアンは何故誕生したのかを描く序章。
子供の頃からエクソシストとオーメンは親が大好きで、その横で観ていた影響で、非常に馴染みのある作品なのですが、この時代にまさかのオリジナル版のビギンズをやるなんて。。。最高じゃないですか。あ、ちなみにエクソシストの後日談を描く「エクソシスト信じる者」はタイミング逃して観れなかったので、早く観なければ、、
ダミアン誕生までにこんなエグいストーリーがあるなんて、誰が予想したんですか笑。
近年アクション混じりだったり、コメディを挟んだり新たなホラーアイコンが生まれたりと、バラエティ豊かなホラー映画ですが、そのノリで今作を観ると非常に痛い目見ます。←褒めてます。
悪魔系オカルトサイコ映画のなかでもかなり攻めた内容になっていて、普通にグロい、エグい(一部モザイクあり)作品であり、女性の方はなかなか観る時覚悟が必要かもしれません。
序盤に焼身自殺をしながら首吊るシーン、後頭部スレスレのパイプ、車に轢かれて○○なシーンはシチュエーションは全然違えど、
オリジナル版で、ものすごいインパクトを残した殺しのシーンを彷彿とさせます。
テンポの良い展開であっという間な2時間でしたが、所々で見せる悪魔の姿や、画面にフラッシュバックする悪夢など恐怖を煽る演出が非常に凝っていて、ホラー好きには最高でした。
ラストシーンのオリジナルに繋がる展開は勿論なんですが、そこから新しい展開も、出来るような終わり方をしていて非常に今後も楽しみな作品ですね。
やっぱり70年代のレジェンドホラーの存在って本当に大きい。。
「彼の名前はダミアンだ」