HAYATO

ロードハウス/孤独の街のHAYATOのレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)
3.7
2024年118本目
Prime Video独占
期待を裏切らないジェイク・ギレンホール主演
1989年にパトリック・スウェイジ主演で製作された同名映画を、『ボーン・アイデンティティー』や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン監督がリメイク。
かつて元UFCのミドル級チャンピオンだったが、現在はフロリダの酒場で用心棒として働いているエルウッド・ダルトンの物語。
共演には、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のジェシカ・ウィリアムズ、『グランツーリスモ』のダレン・バーネット、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のダニエラ・メルシオール、『アラジン』のビリー・マグヌッセン、総合格闘家のコナー・マクレガーなど。
元々2015年にニック・カサヴェテス監督によるリメイク企画があったみたいだけど、結局頓挫してしまったそうで、今回ようやくリメイクが実現。
劇場公開が予定されていたのに、配信のみに切り替えられたことに腹を立てた監督がSXSW映画祭をボイコットしたり、オリジナル版の脚本家がAmazonとMGMを著作権侵害で訴えていたり、色々と揉めている。
1年前くらいにバッキバキに仕上がったジェイクが計量のシーンを撮影している様子を見た時からめちゃくちゃ楽しみにしていた作品(https://youtu.be/UKoenMqmsvM?si=ibNUu4NOR_cOaiHB)。過去作でもめちゃくちゃいい身体を披露しているけど、本作は過去一美しいと言っていいかも。
強者の余裕に満ちた主人公・ダルトンは、とあるトラウマを抱え、暴力的な衝動を抑えながら生きている。ストーリーが進むにつれ、その暴力性とおさらばしていくのかと思いきや、むしろ真逆の方向に進む。多勢のマフィアを1人でぶちのめしてしまう様は爽快で、めちゃくちゃかっこいい。
演技初挑戦とは思えない怪演を見せたコナー・マクレガーとの決闘は見応えがあったものの、少々見づらかったかな。
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