このレビューはネタバレを含みます
原作既読、松田優作生誕75周年記念特集上映にて。過去に何度か鑑賞している作品であるが、4Kリマスターとして再編集での上映。
薬師丸ひろ子さんは角川映画の秘蔵っ子としてアイドル並みの人気を誇っていた当時。バツ1で冴えない中年探偵（松田優作さん）と留学を1週間後に控えた女子大生（薬師丸ひろ子さん）のボディガード兼監視役を引き受けた事で起きた殺人事件の謎解きまで含めたストーリー。そして、最初は仲が悪い主人公二人の間柄に微妙な変化が生まれてくる。
やはりシーンとして一番印象に残っているのは成田空港での別れであるキスシーン。身長差が30cmほどある二人が空港の柵越しに行う場面から別れを描いた一連の流れは知っていても胸熱の良いシーンです。
根岸吉太郎監督、脚本鎌田敏夫と豪華な制作陣で他出演に岸田今日子さん、財津一郎さん、秋川リサさん、プロレスラーのストロング金剛さん、荒井注さん、蟹江敬三さん、中村晃子さん等こちらも豪華ラインナップです。
