ゆうがer

自殺サークルのゆうがerのレビュー・感想・評価

自殺サークル(2002年製作の映画)
2.9
話:2.0怖さ:2.5映像:1.5
音楽:1.5演技:1.0時間:3.0 計11.5/20

メインビジュアル(○)±0

学生ノリの怖さ?
簡単に"死ね"と言うなという警告?
当時、急激に進化を遂げ始めた"ネット"の世界や報道に対するメディアリテラシーを持てというメッセージ?
止めに行ける距離で止めに行かない謎の演出には違和感を覚えた。

自殺サークル?自殺クラブ?
作品名と作品内の名称が違い、統一性がなく困惑した。

通話相手が時折「…っうん」と咳払いのようなものをしていたのは、言葉に詰まっている事を表していた?
(言いたくても言えない、聞いてもらいたくても聞いてもらえないという人々の心情を表した?自分の存在意義の証明のために自殺が流行した?)
と勝手に解釈。

前半と後半で別物の映画のようで、後半はどんでん返し風の演出や展開はあったものの、もう少し中盤のストーリーに厚みを持たせていれば、終盤の"メッセージ"を理解しやすくなったのかもしれない。

中盤に、TikTokで一時期よく流れてきていた音源が流れ、懐かしい気持ちになった。
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