絞死刑の作品情報・感想・評価

『絞死刑』に投稿された感想・評価

我路

我路の感想・評価

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atg

1985年 8月 9日 日立ファミリーホール
大島渚の思想に殴られた

スラップスティックなコメディではあるが、見据えられた社会の構造とそこに潜む問題は明白。正に、映画の中に社会がある(描かれている)。刑場の場面で背後に映り込む日の丸が、我々もこの理不尽なシステムの一員…

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青二歳

青二歳の感想・評価

4.0

笑える映画といえばの一作。
もー盛り込み過ぎなんですよ大島渚。とりあえず神父がいらんだろ…そもそも在日犯罪/差別と死刑制度を別に扱えばいいのに。
また大島渚は在日問題について差別反対の立場だったと言…

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shun

shunの感想・評価

4.0
死刑囚が生き返り、再びその罪がなんであったかを振り返った後もう一度死刑になる。早く殺せという警官、人を好きになることについて考える主人公に、ちょっとしたどうしようもなさがあり感動する。
SANKOU

SANKOUの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

死刑制度に対する大島渚監督からの問いかけ。死刑制度に賛成だという人の大半が、実際に死刑が執行される場面に立ち会ったことがない。死刑囚の身に刻一刻と最後の時が訪れるのを生々しく描く冒頭。顔は隠されてい…

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ヤギ

ヤギの感想・評価

4.0

早稲田松竹、ありがとう。どこのサブスクにもレンタルショップにもない大島渚作品。まさかこんなに前衛的とは。
絞首刑に処されるも死亡せず、記憶をなくしてしまった在日韓国人の青年。彼に自らの罪を思い出させ…

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ごー

ごーの感想・評価

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死刑囚が在日朝鮮人の設定なんだけど、頬骨が出てて一重瞼と言う、ステレオタイプな感じだった。
死刑制度の是非を問う作品なんだけど、在日朝鮮人問題にも触れている。

始めと終わりはすごく引き込まれる。逆…

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ni

niの感想・評価

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こちらの方が全然先だけど、冒頭のナレーションとかセッティングとか笑いの緩急とかめちゃめちゃ伊丹十三を連想した
yo

yoの感想・評価

3.7
難しかった…。
事件の再現のために渡辺文雄さんが狭い廊下で一人語りするシーンが心に残った。語るだけでその情景が浮かび、その空気や風を感じさせる表現力。

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