スラップスティックなコメディではあるが、見据えられた社会の構造とそこに潜む問題は明白。正に、映画の中に社会がある(描かれている)。刑場の場面で背後に映り込む日の丸が、我々もこの理不尽なシステムの一員…
>>続きを読む笑える映画といえばの一作。
もー盛り込み過ぎなんですよ大島渚。とりあえず神父がいらんだろ…そもそも在日犯罪/差別と死刑制度を別に扱えばいいのに。
また大島渚は在日問題について差別反対の立場だったと言…
このレビューはネタバレを含みます
死刑制度に対する大島渚監督からの問いかけ。死刑制度に賛成だという人の大半が、実際に死刑が執行される場面に立ち会ったことがない。死刑囚の身に刻一刻と最後の時が訪れるのを生々しく描く冒頭。顔は隠されてい…
>>続きを読む早稲田松竹、ありがとう。どこのサブスクにもレンタルショップにもない大島渚作品。まさかこんなに前衛的とは。
絞首刑に処されるも死亡せず、記憶をなくしてしまった在日韓国人の青年。彼に自らの罪を思い出させ…
死刑囚が在日朝鮮人の設定なんだけど、頬骨が出てて一重瞼と言う、ステレオタイプな感じだった。
死刑制度の是非を問う作品なんだけど、在日朝鮮人問題にも触れている。
始めと終わりはすごく引き込まれる。逆…