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マグノリアの花たち/スティール・マグノリアのgKawaiのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

GW3作目。
割とワンカットが長く、途中の伏線が最後回収される感じ。
意外と構成が面白いんだと思う。主人公が3、4人いる感じ、3、4人の視点、時間軸で季節の節目や人生の冠婚葬祭をギュッと包んでいるのに、フワッとしたセリフや演出で魅せているのが映画的だと思った。
最初の式の場面の雰囲気がゴッドファーザーを思い出した 笑。
ある意味でキリスト教色濃い文化圏のワンイシュー映画ともとれる。
髪を切っただけで泣き出すシーンや、ネイルをお願いするシーン、細かな感情の機敏がよく描かれている。
ラストシーンからの少し続く余韻と、終始美しく充実した近代アメリカン的映像美が心地よかった。
この後94年に公開のフォレスト・ガンプでもお母さん役を演じたサリー・フィールドを観れたのも良かった。ぐっとくる演技。
家族愛の内容のセリフ、演技には涙したなぁ。
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