エリック・ロメール作品を鑑賞するのは3作目✨️✨️
全6作から成る連作シリーズ「喜劇と格言劇」の2作目にあたる今作
パリで美術史を学ぶサビーヌは不倫相手に嫌気がさし、結婚しようと心に決めた。彼女…
坂道での切り返しや会話から別の会話へジャンプしたり、これやっていいんだって何度も思った。同情できない主人公、ただ彼女に振り回されることもなく、ただただ俯瞰で見てしまう出来事の数々が、印象的なカットと…
>>続きを読むある日突然思い付いた「美しき結婚」感を、表向きはやんわりと間接的ニーズ見せかけつつ、かなり一方的に相手に押し付けるている。しかも、他人も自分と同じ「美しき結婚」感を持っているという前提だから、結構見…
>>続きを読むただの小娘の恋愛。でもその枯れない女心がたくましい。てゆか1秒でも妥協することはなかったし、自分を曲げることもなかった。ある意味でいえばかっこいい人間ではあるけど、主人公目線ではなく冷笑するかのよう…
>>続きを読むエリックロメールマラソン#2
どんなにわがままで憎まれ口を叩く人でもどこか一つは可愛げを感じられて愛着持てるものだけどこれだけはイライラが増し続けてしまった。
ただそういう人に対する解像度の高さ…
「オセロ」はイアーゴーの悪意が物語を展開させる原動力となっているが、「美しき結婚」の場合はクラリスの善意がそうである。サビーヌは愛人には恵まれているが、友人は医師の娘のクラリスただ一人で、医師と結婚…
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