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ヴァージンなんて怖くないのmitakosamaのレビュー・感想・評価

ヴァージンなんて怖くない(1984年製作の映画)
2.7
スカパーにて。デビルマンで有名な那須博之監督のロマンポルノ時代の作品。
ビーバップを撮っていた事を考えると今作はとても氏らしい作品だと思ったな。
ロマンポルノの監督って、濡場を入れれば、後は自分の趣味嗜好を入れ込む事が可能だったと聞く。その意味ではヤンキーツイストの作品は、那須監督が1番やりたい路線だったのだろうと思う。

80年代の原宿が舞台。ヒロインのDJの子が、ホコ天で騒いでるヤンキーのリクエストを断ってしまい逆恨みを買う。
DJを助けてくれるイケメンのヤンキーと逃げるが、誤解によるヤクザの恨みも買いボーソー族相手に逃避行。
その間、和姦強姦入交り濡れ場も多数。

ポルノだから濡れ場が多いのは当たり前だが、街中を走るヤンキーバイクのアクションの方が撮影に力が入ってるのがわかる。

ゲストとして安岡力也が出演し、オイシイ所を持っていくのもわかる。監督がヤンキーテイストを持たせるのに一点豪華主義で出演して貰ったのだろう。

個人的に1番面白かったのが、ヤンキーのリーダーがDJの子のバイクを止める為にブーメランを投げたシーンだ。ブーメランって(笑)
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