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嫌われ松子の一生のamuのレビュー・感想・評価

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)
3.0
新年明けましておめでとうございます。なんで年明け一発目にこれ?という感じですが、2019ラストもなぜにそれ?だった繋がりでリンクしつつ、特別な意味は全くありません。

さて、全体的には正直ちょっぴり退屈で、飛ばさず観ようと頑張ったんですが後半ちょっとしんどかったです。これまでの不幸街道を一転するような劇的なことが起こるわけでは無いことが理由かな。もちろん事の顛末はわかってはいるけれども、途中、幸せ指数がすんごい持ち上がってそれで堕ちていく、という訳ではなく、元々この松子が不幸体質過ぎ、自業自得過ぎだったし、そんなストーリーとはつゆ知らず結果残念に感じてしまった。頑張っているのに上手くいかないのではなく、松子がDV男やろくでもない人生に自ら飛び込んでいっているとしか思えなかったから。

とはいえ。とはいえ、です!私はとてもミュージカル系のものが苦手なのですが、これは初めてまともに観れた。そして良かった。なんなら、ミュージカル仕立てにしてくれていたことが色んな意味で救いだった。映画作品としても、作中の松子の人生においても。ボニーピンク、、いいですねー。

ただやっぱり、好きな男性から暴行を受けるシーンというのがあまりに多くて、「告白」同様、映像編集の妙は凄い作品だと思うけれど、最悪に悪い意味で胸糞悪くて二度と観たくないと思いました。
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