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フラッシュダンスのirのレビュー・感想・評価

フラッシュダンス(1983年製作の映画)
3.7
この、フィーリング!!

アマプラで帰りの電車などで細切れでみた。
友人をこれがダンスなの?!と救い出すシーンは感動ものだった。
しかし細切れで他の作品を挟みながらなどして見るとやはり「ここが感動シーンである!」「ここが見せ場である!」という映画制作者の意図に感情が敏感になり作品の盛り上がりを無意識に探して、この映画を楽しんでいるのだと自分を納得させているような気がする。
それよりももっと集中して「私が」いいと思ったところ、「今の」「私が思う」この映画のポイントを見つけたい。
印象に残ったのは「ステージに立っている時は別人なの 観客の顔は見えないから堂々としていられる。時々その感覚が早く訪れないかと不安になる」というようなセリフ。
私も音楽を流しながら鏡の前で表情豊かに歌うのは好きなのに、人前で何かするのはめっぽうだめで ひとりの時の私が出てきてくれたら楽なのにどうして、と何度も思ったことがある

ステージに立つことはやはり観客の眼差しを受ける側でどうしたって人の目を意識してしまう
眼差しを向けられるということは評価もされるということ 落胆されないか、いつも怖い
だけどそこでだって自分のありのままでいられたら 自分の感情をストレートに表現できたら、一番輝くステージになる
アレックスはある意味「普通」だからこそ静かに応援することができた
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