記録用
フランソワトリュフォー監督作品。
ジャンヌモローのファムファタール的魅力以上に当時のフェミニズムやウーマンリヴ、女性解放運動といった時代背景が乗っかることによりその後のカウンターカルチャーへの一種の起爆剤となったことは映画史を超えて文化史にまで影響を与えたことは明白である。
そしてその支持を受けたであろうシーン(例えば有名なジャンヌモローに追いつけない橋のシーンなどなど)自体も映像演出的にも魅力に溢れていて最後まで飽きない。
監督自身はそういった文化的側面と繋げてほしくないという気持ちがあり自由奔放であった自身の母親への理解と大人は判っていないの贖罪の意味も込めて製作したというのが本音であろうがそれ以上のパワーが溢れ出ていたのでしょう。