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リトル・オデッサのRのレビュー・感想・評価

リトル・オデッサ(1994年製作の映画)
4.5
再見。空間を仕切り視界を制限するいつものやつ。扉やシーツが視界を遮ることで暴力的な空間を立ち上がらせる。殺し屋の兄が標的を攫う時もシーツに包んで視界を奪ったり。部屋に立て篭もる弟と取り外したベルトを手に構えて待つ父親は『アルマゲドン・タイム』でもやってた。
兄弟が早朝から雪の積もった屋外でホットドッグを食べ、食べ終えたゴミを投げ捨てるショットがとても良い。息苦しい狭さを感じさせる画面が多いなか奥行きの豊かさがそこに見えてくる
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