香港版『ルパン3世』と言える伝説の一作!
サミュエル・ホイ、カール・マッカ主演!🇭🇰🎬
怪盗キングコング(サミュエル・ホイ)は、今日も宝石泥棒に勤しんでいた。しかし、ライバル怪盗白手袋と警察と三つ巴のバトルが始まってしまう...!
監督はエリック・ツァンで、今作で本格的に初めて香港現代アクションが幕開けした作品です!
80年代初頭、ジャッキーやサモ・ハンを筆頭に、まだカンフー映画全盛の時代でした。香港映画と言えば敵討ちカンフーばかりだった時代に、誰よりも早く現代アクションを制作!!🔥
サミュエル・ホイは、『ミスターブー』で人気を博し、マイケルとリッキーの三兄弟で香港コメディのトップに君臨してましたが、兄弟から独立して、今作で見事香港のトップスターとなります。
シルビア・チャンなどとのコントの様なコメディと、ド派手なアクションとの組み合わせは、正にジャッキー映画の原型と言える作品ですね。
制作会社のシネマシティと言う映画会社は、その後『男たちの挽歌』『チャイニーズゴーストストーリー』などで、革命的な作品を続々と制作!香港映画の風雲児と言える会社でした。
今シリーズは、その後続編が5作まで制作されて、正に80年代香港映画を代表するシリーズとなりました。
サミュエル・ホイは、80年代後半体調を崩してしまい、その後あまり映画に出なくなっちゃった💦
カール・マッカは、近年『おじいちゃんはデブゴン』にて、元気な姿を見せてました。
ちなみにオープニングの宝石強奪シーンは、ジャッキーの『サンダーアーム/龍兄虎弟』のオープニングとほぼ図式が同じなんです。
もし『サンダーアーム』が元々監督だったエリック・ツァンにより完成させていたら、どんな仕上がりになっていたか気になるね!(同作のジャッキーの大怪我により、スケジュールの遅れでジャッキーが監督を引き継いだ😭
シルビア・チャンの日本語吹き替えは、研ナオコが務めていたんだけど、めちゃくちゃ面白かったな〜!
今見ればかなり粗がある作品だし、結構チャチい部分はあるんだけど、今作が無ければ『プロジェクトA』『スパルタンX』と言ったジャッキーの名作も制作されなかった!(はず)
正にエポックメイキングと言った作品でしたね!
さて、ジャッキー4k上映企画も華々しく(?)公開されてます!そして、月末には悲願の最新作『ライド・オン』がついに公開!
俺も間もなく参戦予定なので、ぜひ興味のある方、ジャッキー童貞の方は今すぐ劇場へ!!🥺