萩尾望都先生のインスピレーションになったという映画。こんな結末悲しすぎるっということで『トーマの心臓』ができたそう。
やっぱり、『トーマの心臓』大好きだなあ、と再確認するような気持ちになった。
この作品からあの情緒。
最初は年齢差とか、人の関係性を壊しておいて?!みたいな主人公のスタンスが気になったけど…主人公とアレクサンドルの兄弟ほどの年齢差が、少年性/子ども心に対する希望というか、純粋さと儚さを際立たせていた。
まだ一年にも満たない関係、だけど子どもは本気で繊細。たくさんのことを考えて感じ取って傷ついている。
最後の写真のシーンがよかった。
愛がないと撮れない写真。
良かったと同時に大人への怒りと気持ち悪さも抱くけど…