映画監督岡本喜八生誕100周年記念@新文芸坐
武士の世界が嫌になってヤクザになった者(仲代達矢)と武士になりたがっている農民が藩のお家騒動に巻き込まれていく話
仲代達矢の目力って若い頃から凄かっ…
風が吹き荒ぶ上州の宿場町に現れた二人の男。空きっ腹の浪人、半次郎と旅のやくざ、源太。二人の目の前で小此木藩の城代家老・溝口が七人の若侍に斬られる事件が起こる。溝口は圧政で領民を苦しめた独裁者。正義に…
>>続きを読む楽しすぎますね。『用心棒』かつ『椿三十郎』ですが、仲代達矢の軽いけど締めるところは締める役柄と高橋悦史の実直だけどどこか抜けている役柄がコインの表裏のようで最高でした。岸田森のまじめゆえに武士に絶望…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
侍を捨てヤクザものになった源太と、侍に憧れて百姓を辞めた半次郎。行きずりで出会った二人は藩の腐敗を巡る争いに巻き込まれ、やがて敵味方に分かれて戦いに身を投じることになる。
が、不思議と敵同士なのに二…
武士になりたい百姓と武士を辞めた無宿者とのコンビがとかく斬る(と言っても前者は突く訳だが)、喜劇色の強い時代劇。『用心棒』にその続編『椿三十郎』を加算したらさらに面白くなるのではないか、という発想で…
>>続きを読む岡本喜八監督作品を初鑑賞。
どれにしようか迷った挙句、きっとコレで正解?!
タイトル通り、斬って斬って斬りまくる映画と思いきや(まあ斬るけど笑)、まさかの喜劇色の濃い時代劇。そもそも「斬る」と言う…
カトゥーンアニメのような動きをする高橋悦史の手足。コミカル。オープニングの緊迫&オフビートな雰囲気に引き込まれた。
役名と演者を把握しきれず、関係値もフワッとたまま観てしまったが面白かった。
若…
山本周五郎原作なので、期待して観たら、やっぱり正解。
砂煙の中の宿場町、地面に落ちる片腕、辺りをうろつく(犬じゃなく)猫、血気盛んで愚かな若侍たち。ほぼ『用心棒』『椿三十郎』なのがウケる。テンポ感だ…