いちじく

鍵泥棒のメソッドのいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

自殺未遂した後に銭湯に行った売れない役者の堺雅人が、頭を打って病院に運ばれた殺し屋(逃がし屋)香川照之の荷物・お金を失敬したことから入れ替わり生活が始まる。
香川照之は記憶喪失になってしまい自分を堺雅人だと思い込み、死期の近い父親のために結婚相手を探していた広末涼子と親交を深めていく。
殺しのターゲットを逃がそうとした堺雅人はヤクザから狙われてしまうが記憶の戻った香川照之に助けて貰う。
メモに残した想いを見てときめいた広末涼子と香川照之が結ばれ、堺雅人が猫抱いてソニンがときめく。


しっかりストーリーが盛り上がって楽しい映画が見たい気分だったので、ちょうどよく忘れかけのこちらを再鑑賞。とても面白かったラブコメ。満足。

3人の魅力的なキャラクタードラマが展開されつつ伏せられていた情報が徐々に明らかになっていくのが心地よくてずっと前のめりで見てた。視聴後に2時間越える映画だったことに気づいて驚く。
周囲の人物の反応も細かく描写されていて楽しい。

愛人が何故ベランダにいたのかがよくわからず。後半の避難場所探して場面が頻繁に入れ替わるところで少々混乱する。

入れ替わりで起こるドラマと香川照之+堺雅人が一歩を踏み出す結末との繋がりが少なめ?堺雅人さんに関しては猫抱きしめただけ。だからこその軽く爽快な後味だったのかもしれないが。

銃が偽物だったことで堺雅人は香川照之が人殺しではないことに気づかないかな?
愛人越しのハッピーエンド。
アラーム音はときめき音。
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