mitakosama

爆破3秒前のmitakosamaのレビュー・感想・評価

爆破3秒前(1967年製作の映画)
2.8
スカパーにて。面白そうだったが、なんか跳ねなかった印象だなー。

内務省のスパイ・矢吹(アキラ)が受けた任務。
戦中に日本軍により植民地から略奪された宝石があり、それを戦後のドサクサで着服した奴がいると。
宝石の返却期限が迫る中で、宝石を隠し持つ企業とその宝石を狙うマフィアが争い、矢吹の任務は宝石ごと両組織を潰すというもの。
宝石を持ち守る企業には用心棒として、矢吹の同僚だった山脇(高橋英樹)がいて、二人は戦う事となる。
矢吹は宝石に爆弾を仕掛け、マフィアごと吹っ飛ばしてしまう。

設定だけなら面白いのだが、なんで盛り上がらなかったんだろ?多分にアキラ演じる矢吹のキャラが定まってなかったことに起因するんじゃないかしら?
命令に忠実なニヒルなスパイだが、正義漢が強いのか?人情派なのか?無感情なのか?冷酷なのか?それがまるで判らないから感情移入し辛い。
アクションもビルの屋上を走り回るなど危険なロケもしているが、危険度高い撮影の割には映像的迫力の費用対効果は薄いんだよね。
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