このレビューはネタバレを含みます
イアン・フレミングの長編小説”ジェームズ・ボンド”シリーズの第6作『007 ドクター・ノオ』を原作とする、1962年に公開された”007”シリーズの記念すべき第1作。
今どきのスパイ映画の感覚からするとかなりあからさまで呑気なものだったが、この大衆向けな雰囲気が”007”の良さの一つなのだろうと思った。
ジェームズ・ボンドの色男っぷりはやはり健在で、女スパイをスパイと知りながら抱いて、その後無事身柄を確保するのはさすがだった。美女には手当り次第声かける感じも”007”らしくてよかった。
定番のテーマソングなどがここで初登場したと思うと感慨深い。炎上した車が迫ってくる映像好きだった。