よーすけ

真珠の耳飾りの少女のよーすけのレビュー・感想・評価

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)
3.8
3. どちらでもいい

個人的には好きな作品。
フェルメールの光を取り入れた技法、オブスキュラを用いた絵画のことにも言及してて、見てておもしろかった。
モデルが誰か分かってないけど、こういうストーリーだったら切ないなと思えるし、この映画をみると真珠の耳飾りの少女の表情もそういう風に見えてくる。
忠実に見えるたものを再現するフェルメールだけど、その中にもフェルメールの気持ち、モデルの気持ちも含有されていて、観た人を感動させてくれる。
今はSNSも発達して画家としてもすぐに広まる世の中だけど、昔のようにパトロンあって生活ができる世の中で自分の描きたいものとの葛藤も生まれる世の中。現代の絵画も好きだけど、そうゆう葛藤のみえる昔の絵画は儚さもあって大好きだな。
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