うかりシネマ

コン・エアーのうかりシネマのネタバレレビュー・内容・結末

コン・エアー(1997年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

囚人輸送機が囚人たちの緻密な計画によりハイジャックされ、警察の監視網をくぐり抜ける。飛行機の中には、正当防衛で収監されていた元軍人・キャメロンが乗っていた。
ハイジャックしたグループと計画を知り賛同する凶悪犯に囲まれる中、キャメロンは事態を打破しようとする。

キャメロンは善性が描かれ、仮釈放のために降機するはずが機内に残り続ける理由も共感できる。味方がおらず正体を明かせないまま、敵の隙を突いて戦っていく。
時限的スリルが常にあるので、物語に緩急がついてもそのスリルでハードに引きつける。

クライマックスは空港のシーンで、キャメロン、警察、囚人の三場面が目まぐるしくスイッチし展開されていく。アクションはとにかく派手で爆発しまくる。
キャメロンが自由に動けるようになるまで耐え忍ぶ時間が多いが、その分主犯格には相応の報いがあるのも気持ちいい。事件が終息しても最後まで気を抜かせないエンタメ性も嬉しい。