フライ

新・雪国のフライのレビュー・感想・評価

新・雪国(2001年製作の映画)
2.8
これを雪国の現代版、新雪国として理解するには難しいものが…
雪国は情景や雰囲気、想像を掻き立てる男女の内容がとても好きなのだが、本作の飛びまくる内容の組み立ては観るに耐えないものが。更に奥田瑛二でさえ大根役者に見えてしまうのは製作者側にかなり問題が有るとしか思えなかった。笛木優子に興味があったのだが、かなり体を張ってはいたものの演技は少し…。唯一南野陽子の趣きのある雰囲気は内容ともマッチしていてとても良かった。
安いVシネマ観てる感じだった上、もし川端康成生きていて本作観たら相当落胆したのではと思えた。かなり残念な映画にしか思えなかった。笛木優子好きな人なら◎かも。
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