普通の人々のメモのネタバレレビュー・内容・結末

悪天候の中のヨットによる水難事故で兄を亡くした主人公。と、その両親の話。

残ったものたちの辛さはもちろんあるんだけど、少し話に停滞を感じてしまった。
状態の停滞というような。
母親と話し合って和解する道はなかったのかと思ったけど、父親が話し合いをしようと十分していた。
あの停滞感はリアルだったし、主人公の発露するような感じはとても良かった。
母親もとてもよかった。理解できつつも嫌われる、ような役柄をしっかり担っていた。ちゃんと嫌だったもんな。
話の停滞感がなければもっと観たくなっていたような気もする。
喧嘩をしている時の周りの反応はとてつもなく嘘がなく見えてよかった。