imapon

異人たちとの夏のimaponのレビュー・感想・評価

異人たちとの夏(1988年製作の映画)
4.5
何十年も前から見たかったやつ。英リメイク版公開前の上映ナイスです。
未だに若くして亡くした母親がちょくちょく夢に出てくるので次出て来たら伝えようと思うんだが当然そういう夢展開にはならんのでね。墓と仏壇ではダメなのよ自分の場合。
真夏の今半すきやきで泣かされてしまったではないか。
うちの母ちゃんも秋吉久美子みたいだったら出てきて欲しいと皆思うでしょーよ(実際はタイプ違うけど美人ではあったのよ、悪しからず)
浅草演芸場で柳家さん吉、北見マキ、桂米丸と落協・芸協取り混ぜての興行が見られる。既にあそこは異界?と思ったら米丸さんだけ異人じゃないのね(失礼)
髭洋装の北見マキ先生がカッコいいのよ。
牡丹灯籠同様死人と関わると衰弱してくる。お札を貼るどころか、風間杜夫の「父さんも母さんも実の子からもう会わないなんて言われるような事、何もしてない」と絶縁言い出せない所もかなり来た。
結局全ては淋しい晩に無下にされた名取裕子の念の成せる技というのも良い。
クマが似合う風間くん。
永島敏行面白い。
ホラーに関しては大林テイストが良い具合に出てるて思った。
フロッピー2枚入れるワープロとか家電子機とか、まあ古い映画。

続けて英版も鑑賞予定に入れた。
imapon

imapon