はじめはそっぽを向いていても、精神科医と相談したり、いくつか出来事を乗り越えるうちに…ついに引っかかっていたトゲがとれて、自分を取り戻す…。
これだけだとベタなよくある映画。
でもそこに1ピース…
第53回(1980年)のアカデミー作品賞、監督賞(ロバート・レッドフォード)、助演男優賞(ティモシー・ハットン)などを受賞。
平凡で安定した生活を過ごしていた一家が長男の死をきっかけに崩壊してい…
それまで当たり前にあった日常は、いつだって唐突に奪い去られることがある。
そんな家族の危機に直面した時こそ脆さも絆もあぶり出され、家族とは何かを問いかけてくる。
そういえばレッドフォードは『モンタナ…
誰かを失ってしまうだけで、危うくなってしまう家族の関係。
あり得なくもなく、誰にだって起こること。
他人事じゃないリアルな感じだった。
「ただ一緒に住んでるだけなんだから」と言った自分の父親の…
優秀だった兄が事故で死亡してしまった後の、僕が死んでしまえば良かったんだと自分を責め続ける弟と、そういう扱いをしてしまう次男に無関心な母親との、拗れきった家族関係の、普通の話。
とにかく抉られた。…
とても良い映画でした。
10代ならではの不安定さや孤独感、家族関係の脆さなどが繊細に描かれていました。
普通の家族を演じるためにお互いに遠慮し合っている部分は観ていてイライラしながらも、なんだかリ…
家族ってなんだろう。血がつながってても必ずしも愛せるわけではない。でも家族を強くつなぎとめているものなんてその血でしかなくて、そう考えるといかに家族が脆く、いつ壊れるかわからないものだと気付かされま…
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