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レバノン
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目次

『レバノン』に投稿された感想・評価

「レバノン」

第66回ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞受賞作品。デビッド・エアーの「フューリー」の様に戦場における戦車の車内を題材にしたドラマ。

戦車外の景色は車内のスコープから見える景色のみで、それ以外ほとんど全ての場面が、車内で展開される。

評価はあまり高くない様だが、決して悪い作品ではない。確実に日本版のジャケットのダサさが評価に影響している。映画自体はB級ではなく、ヴェネチアで賞を獲るのも頷ける出来である。

戦場でのドラマではあるが、むしろ戦場体験映画に近いのかもしれない。閉鎖された空間で、素早い選択を余儀なくされる兵士たちの精神が参っていく様を嫌というほど見つけられる。

身を守ってくれるのは防弾チョッキだけだが、開放的な外での戦闘とは異なる恐怖がある。本作はその部分をかなり上手く描けていた。

「フューリー」の内容をはっきり覚えているわけではないが、本作ラストの様な展開が途中にあった気がする。
o219028t

o219028tの感想・評価

3.2
戦車に乗る兵士たちの視点から戦争を描く。

戦争映画・ワンシチュエーション映画の掛け算。
Omizu

Omizuの感想・評価

3.7
【第66回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『運命は踊る』サミュエル・マオズ監督作品。ヴェネツィア映画祭で最高賞を受賞、ヨーロッパ映画賞でも作品賞にノミネートされ、撮影賞とディスカバリー賞を受賞した。

イスラエルの戦争映画。今はきな臭い現状が続いているが、本作は反戦映画であるので観るべきかも。

終始戦車の中だけで展開される一種の密室劇でもある。アップを多用した緊迫感のある表現がとられている。

冒頭と結末がある場所で交差する。これだけの内容を凝縮し、短い尺で描ききったサミュエル・マオズの力量は相当なものだ。脚本と演出の賜物。

ただ、最後まで誰一人としてまともに戦わないので段々イライラしてくるのも事実。指揮官は頼りないし部下は従わないし。それがリアルだと言われればそうなのだけど。もう少し戦争映画としての起伏をつけてほしかった。

どちらかというとベルリン映画祭っぽい映画。ただ芸術性、作家性も感じられる作品ではあるので、そういう意味ではヴェネツィア映画祭らしいのかもしれない。

ジャケ写からはドンパチやる戦争映画のような印象を受けるが真逆。密室で起こる心理劇的な要素が強い一作。うなだれたひまわりが強い印象をつける。そんなに好きな作品ではないが上手いとは思う。『運命は踊る』も観てみよう。

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