ハンスウ

アバウト・ア・ボーイのハンスウのレビュー・感想・評価

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)
3.9
お手軽コメディを観たくて、自分にとって絶対ハズレない無難な旧作を漁ってます。コメディで人気の頃のヒュー・グラントはかなり好きなのでいろいろ観てました。本作も何回か観てます。

ストーリーはフィルマのあらすじに書いてある通りそのまんま。独身男が親の遺産で何不自由なく気ままに暮らしてるんだけどちょっと変なヤツなんですよね。不自由はないと言っても恋愛は別で、無職なもんだから、どんな仕事をしてるかという話になるといつも女性が離れていってしまうと。だけどめげずに女性と知り合うキッカケを探す。ある日、知り合った女性の繋がりで男の子が家に押しかけてくるようになるんですよ。理屈でやり込められちゃって追い返せない。それで独身男と孤独な男の子との交流が始まって、気がつくと自分さえ良ければいいはずだった人生が少しずつ変化し始めるという、まあ、こういった具合😄

これがめちゃくちゃおもしろかった記憶があったんですけど、ナレーションがかなり多用されてたのでちょっとくどさを感じてしまいました。久しぶりに観てみたら気になることとか、違って見えることっていうのがるもんですねぇ。

ヒュー・グラントはもうコメディ演技がホントにうまいですよね。それと一瞬だけカッコよく見える時があるんだけど、だいたいはダサくてカッコ悪い。このダサかっこ悪さが本作のクライマックスでは効果的に生かされていてとても素敵でした。いつもバカにされたりいじめられたりの毎日を送っている少年の味方になってあげられる。ダサくてもカッコ悪くても心が少し豊かになるという、そんな話でした😊
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