東朴幕院

オデッサ・ファイルの東朴幕院のレビュー・感想・評価

オデッサ・ファイル(1974年製作の映画)
3.8
『ポセイドン・アドベンチャー』のロナルド・ニーム監督によるナチス残党の陰謀を調べるジャーナリストを描いた作品。『ジャッカルの日』のフレデリック・フォーサイス原作であり当時の政治的な背景に描かれておりリアルで面白い。
ジョン・ヴォイト演じるジャーナリストが警察から内密に入手したガス自殺した老人の日記を読み、第二次大戦中に親衛隊であった男がオデッサなる組織の助けで身分を偽り現在も生存している事を知り調査を進めるが身の危険が及び始めるというもの。
鑑賞中にこのジャーナリストが命を張って調査する理由が描かれておらず釈然としないものの、それについては心配無用だった。
物語の冒頭にイスラエルへの大量破壊兵器を搭載したミサイル発射する陰謀について説明があり、こちらは尺の関係上描かれず。それでもかなり楽しめた作品だったね。
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