なりひら

PicNicのなりひらのレビュー・感想・評価

PicNic(1996年製作の映画)
3.8
「リリイ・シュシュのすべて」同様、子どもから大人になる段階の主人公たちの話。

陰鬱さと開放感のある終わり方も共通していた。

大人になると忘れてしまう子どもの頃抱いていた感情を描くのがとても上手い監督だと思う。

先生や親の言いつけに支配され、罰に怯え行動しその範囲も限られていた頃。

悪夢や注射や先生は畏怖の対象だった。

ダメだと言われたことをするのは冒険でそれを繰り返す度一段ずつ大人に近づいていった。
なりひら

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