カラーで『歌行燈』。
芸道ものというよりラブストーリー感強め。
日本家屋での構図が巧み。階段の途中で不安をかき立て、引きの画面でラストまで引っ張る。
過去の映画化での五十鈴様は、そうはいってもなん…
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喜多八は能の宗家の息子であったが、盲目の謡の師匠宗山と腕比べを行い自殺に追い込んだために勘当される。宗山には娘お袖がいたが、親の死によって芸者となっていた。流浪する喜多八は偶々お袖と会い、二度と能を…
>>続きを読む能はすっぽんすっぽんすっぽんぽんで笑っていた。舞などゆっくり過ぎてなんだかわからないし面白く無いし。
この作品はそういったアホな概念をぶち壊してくれた。どんとこかっとことんとんかっ!
品格ある作品と…
何故、今これがつくれない?
当たり前だ。こんなスキルのある役者が一人もいねえからだよ。
市川雷蔵を喰う勢いの柳栄二郎の殺気と優しさをみよ。
哀切にして艶麗!鏡花文学の最高傑作を描く衣笠、雷蔵、山…
1960年の衣笠貞之助監督作品。市川雷蔵主演。43年版と比べると感情が随分前に出てるし、細かな内容や人物の背景描写が違っているのが分かる。そしてテーマも父と子の親子から、喜多八とお袖、2人のメロドラ…
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主演山本富士子。文芸ものにして音楽映画と言ってもいいと思う。踊りも加わるので伝統芸能ミュージカル的要素もある。泉鏡花だし(イメージ)、富士子は芸者に身を落とすし、どうせ哀れな末路を辿る女の話なんだろ…
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