歌行燈の作品情報・感想・評価

『歌行燈』に投稿された感想・評価

美術は圧巻だけど、話はメロドラマだなこりゃ。
長尺にはちときつい。
くずみ

くずみの感想・評価

3.5

カラーで『歌行燈』。
芸道ものというよりラブストーリー感強め。
日本家屋での構図が巧み。階段の途中で不安をかき立て、引きの画面でラストまで引っ張る。

過去の映画化での五十鈴様は、そうはいってもなん…

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このレビューはネタバレを含みます

喜多八は能の宗家の息子であったが、盲目の謡の師匠宗山と腕比べを行い自殺に追い込んだために勘当される。宗山には娘お袖がいたが、親の死によって芸者となっていた。流浪する喜多八は偶々お袖と会い、二度と能を…

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MIZUHO

MIZUHOの感想・評価

4.0
時代劇専門チャンネル
市川雷蔵が山本富士子に舞を教えるシーンが好き。
映像も幻想的で素晴らしい。

能はすっぽんすっぽんすっぽんぽんで笑っていた。舞などゆっくり過ぎてなんだかわからないし面白く無いし。
この作品はそういったアホな概念をぶち壊してくれた。どんとこかっとことんとんかっ!
品格ある作品と…

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Hiro

Hiroの感想・評価

4.4

何故、今これがつくれない?
当たり前だ。こんなスキルのある役者が一人もいねえからだよ。

市川雷蔵を喰う勢いの柳栄二郎の殺気と優しさをみよ。

哀切にして艶麗!鏡花文学の最高傑作を描く衣笠、雷蔵、山…

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FUJIMASA

FUJIMASAの感想・評価

3.7
美しい、幻想的な映像と俳優の華やかさがマッチしててよかった。
成瀬版も観たい。
bn

bnの感想・評価

4.2
桑名生まれとして馴染み深いうどん屋さんの歌行灯、こんな話だったとは
苦悩が似合う二人

1960年の衣笠貞之助監督作品。市川雷蔵主演。43年版と比べると感情が随分前に出てるし、細かな内容や人物の背景描写が違っているのが分かる。そしてテーマも父と子の親子から、喜多八とお袖、2人のメロドラ…

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Cisaraghi

Cisaraghiの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

主演山本富士子。文芸ものにして音楽映画と言ってもいいと思う。踊りも加わるので伝統芸能ミュージカル的要素もある。泉鏡花だし(イメージ)、富士子は芸者に身を落とすし、どうせ哀れな末路を辿る女の話なんだろ…

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